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薬剤師が教える防災対策

「防災対策」はしていますか? まだしていない方は、これを参考に始めてもらい、もうしているという方は、今一度点検のつもりで参考にしていただければと思います。

まずは、ご家庭での備えについて、必要なものをまとめてみました。(http://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/sonae.html)

食料・飲料等の備蓄

  • 飲料水:3日分(1人1日3リットルが目安)
  • 非常食:3日分の食料 例)ご飯(アルファ米など)、ビスケット、板チョコ、乾パンなど
  • その他:トイレットペーパー、ティッシュペーパー・マッチ、ろうそく・カセットコンロなど

非常に広い地域に甚大な被害が及ぶ可能性のある南海トラフ巨大地震では、「1週間分以上」の備蓄が望ましいとされています。

2021年 薬と健康の週間イベントでは、「災害」がテーマでした。

藤沢市薬剤師会が主催する、薬と健康の週間イベントでは、「今こそ点検!災害時の薬を考えよう! ~いざという時の薬のこと、薬剤師から提案します~」というテーマで防災に関する講演を行いました。特別講演の後藤知良氏は、東日本大震災で薬剤師としてボランティア活動をされたことがあり、実際の体験を交えて講演をして頂きました。

何よりも重要なことは、「自分の命、家族の命」を守ることであり、その為の防災訓練や備えが大切です。

普段から健康の意識を高めていくことが大切です。健康であれば、薬が必要ではなくなります。

災害後、お薬手帳が発見されたことで、そこから常備薬の情報を手に入れることができたという実際の事例もあります。

いざという時に、普段服用している薬の情報は必要です。お薬手帳を普段から持つ意識が大切です。薬の備蓄は、1週間程度持つようにすることが大切です。